検査機器について

inspection equipment

不妊治療における
検査機器の重要性

INTRODUCTION

フェニックス アート クリニックでは「当院にしかできない医療」を実現するために技術以外にも、検査機器などの設備面も重視しています。

というのも不妊治療は100組いれば100組の原因があります。その原因を1組1組しっかりと精査しない限り、型通りの治療を繰り返しても結果に結びつかない可能性があります。そして、このような検査を行えないが故に、見落とされてしまう原因が少なからずあります。

つまり技術だけがあってもダメで、これらの最新の機材の助けがあるかが、妊娠出来るかどうかの分かれ目になります。

検査機器のご紹介

EQUIPMENT

当院では、被爆の心配がなく、精密な組織検査が可能なMRIである、最新の1.5T(テスラ) MRI装置Vantage Elan Zen Edition(キャノンメディカルシステムズ社製)を導入しています。

  • イメージ:検査機器
  • イメージ:検査機器
  1. 検査時間の大幅短縮

    今まで30分程度かかっていた撮影も半分の15分程で行うことが可能。

  2. より高度な検査が可能に

    細かい血管構造や精密な組織の様子まで観察でき、子宮の蠕動運動を観察するCineMRIも撮影可能。

  3. より静かで快適な検査環境

    MRIは磁場の強さが大きいほど、検査中の音も大きくなりますが、このモデルでは従来の99%の静音化に成功し、耳栓などを使用せずに検査可能。

  4. 不妊治療に特化した撮影にも対応

    不妊治療に特化したCineMRIの撮影にも対応しており、実際の子宮の動きを動画で撮影することができます。

またレントゲンの機械ももちろんあり、子宮卵管造影の検査や採卵後の腹水貯留の評価などもスムーズに行うことができます。

次のレントゲン写真は子宮卵管造影の一例です。当院では造影用のチューブに細径のものを使用していますのでほとんど痛みなく検査を受けていただくことができます。

レントゲン写真:子宮卵管造影の一例

またMRIやCTでも見ることのできない子宮の中の状況については肉眼のように細かく見ることができる子宮鏡も兼ねそろえています。これらは入院を必要とせず外来でできる検査となります。

このようにいざ必要となれば、不妊の原因を徹底的に追及する設備を完備することで最短を目指す大きな武器としています。

時間の限られている女性の妊娠と出産において、これらの設備が皆様の妊娠のお手伝いになると信じています。