患者さんから寄せられるよくあるご質問をまとめてみました。
下記のカテゴリーボタンから、遷移できます。
治療・実績について
Q.
妊娠率はどのくらいですか?
当院における妊娠率は、1回の胚移植あたりおよそ66.9%(〜34歳妊娠陽性率)全国平均より+20.4%です。
ただ、これは年齢や治療法によって変わりますので、詳細は当院にてお聞きください。
Q.
最高出産年齢は何歳ですか?
当院における最高出産年齢は、47歳です。
Q.
タイミング療法は行っていますか?
当院は体外受精を主に行う不妊治療専門クリニックです。
タイミング療法の適応があると医師が判断した患者さんにのみ、タイミング療法を実施しています。
Q.
人工授精は行っていますか?
はい、行っています。条件が整えば、保険適用も可能です。
Q.
刺激周期での治療は行っていますか?
はい、行っています。患者さんの卵巣機能に合わせたオーダーメイドな刺激周期での治療をご提案しています。
Q.
男女産み分けの相談はできますか?
当院では産み分けのご相談は行っていません。詳しくは医師にお尋ねください。
Q.
重度の男性不妊の場合、治療はできますか?
射出精液中に精子が見られた場合、顕微授精による治療が可能です。
無精子症の場合には他院をご紹介して針を使ったり睾丸を切開したりすることで精子を採取し、治療を行います。
ただ、必ず精子を採取できるとは限りません。
精液検査の結果、適応となる患者さんには医師から詳しい説明をさせていただきます。
Q.
不育症の検査は行っていますか?
当院では不育症検査も行っています。
詳しくは医師へご相談ください。
Q.
他院で不育症と診断されたのですが、薬物治療(※)をしてもらうことは可能ですか?
※アスピリン処方やヘパリンの注射など。
※アスピリン処方やヘパリンの注射など。
不育症の治療はアスピリン処方までは行っていますが、ヘパリン注射は原則として当院では行っていません。
診断いただいた施設での治療をお願いするか、専門医療機関をご紹介します。
Q.
担当医制ですか?
当院は担当医制ではなく、各分野の専門医師が診察にあたります。院長の診療をご希望の方は、院長外来のご予約をご検討ください。
Q.
治療の相談はメールでもできますか?
メールで治療に関する相談は受け付けていません。
代表番号へお電話していただくか、来院時にご相談ください。診療時間外にいただいたメールは、診療時間になりましたら確認してご返信をさせていただきます。
Q.
PGT-A(着床前診断)は可能ですか?
可能ですが、すべての患者さんが対象ではありません。
検査の対象となる条件などの詳細は、当ホームページ内の着床前診断(PGT-A)をご参照ください。
Q.
精子の状態を改善するためにできることはありますか?
精子の濃度や運動率に影響を与えるものとして、喫煙や肥満、運動・睡眠不足などがあげられます。
健康的な生活習慣への改善や食事内容の見直しが推奨されており、中でも禁煙は最も精子状態の改善に有効的です。
また、精巣の温度が上がると精子に悪影響なため、風通しの良い下着を選んだりサウナや長風呂を避けたりするなど、熱がこもらないような対策を心がけてください。
初診・診察について
Q.
初診は予約制ですか?
初診のみご予約なしで当日受付が可能です。
待ち時間を気にされる場合は、予めお電話をいただけますと幸いです。
※初診のみ電話または WEB にてご予約いただけます。
Q.
初診の予約はどこでできますか?
初診のみ電話または
WEB(予約システム)にてご予約いただけます。
当日は問診表へのご記入をお願いしているので、ご予約時間の20分前には来院ください。
※当院では診察のお呼び出しをご登録いただいたメールアドレスで行います。
必ず手持ちのスマートフォンなどで確認できるアドレスをご登録ください。
Q.
初診は月経何日目が良いですか?
初診の予約は月経何日目でも問題ありません。
なお、初診当日は治療内容や今後の流れについてご説明し、それらについて患者さんにご検討いただく場と考えています。
その後の提案のため、初診日に検査を行うこともありますが、基本的にはご夫婦と医師を交えたご相談の場とさせていただいています。保険適用での治療をご希望の方も、初診は自費診療となりますので、ご了承ください。
Q.
初診はパートナーと受けた方が良いですか?
お二人でのご来院が望ましいですが、ご都合がつかない場合は女性だけでも構いません。
ただし体外受精を行う場合は意思確認のためにも、お二人でのご来院を事前にお願いしています。
Q.
初診の所要時間はどれくらいですか?
初診の所要時間は、混雑時や検査、診察内容によって変動しますが、目安としては受付からお会計終了まで2時間前後となります。お時間にゆとりをもってご来院ください。
Q.
初診はどういう流れになりますか?
まずは医師による問診があり、内診、必要に応じて血液検査(※)のための採血を行います。
最後にお会計を済ませていただき、初診当日は終了です。
※ホルモン値、感染症、貧血などを確認するための検査です。
Q.
初診時に必要なものはなんですか?
健康保険証ならびにお持ちの方は紹介状、過去の検査結果(1年)や治療歴の書かれた文書をお持ちください。
ご夫婦で来院される場合は、それぞれの健康保険証と有効期限内の顔写真付き身分証明証(※)が必要です。
詳しくは当ホームページをご参照ください。
※身分証明書は運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・外国籍の方は在留カードが該当します。
Q.
現在保険証を変更中で、手元にありません。
初診時にどうすれば良いですか?
初診時にどうすれば良いですか?
当日、受け付けでその旨をお伝えください。
保険診療分については10割負担でお支払いいただきます。
その後、同月内に保険証と領収書を持参いただければ3割負担で再計算し、差額を返金いたします。
Q.
他院からの紹介状は必要ですか?
他院で不妊治療を保険診療にて受けられた方は、当院で保険診療を行うにあたり治療内容(※)が記載された紹介状が必要です。
当院での治療開始までにお持ちください。
初診時に紹介状をお持ちでない方は問診票に過去の治療歴を分かる範囲でご記入のうえ、ご来院ください。
※人工授精や体外受精の回数など。
Q.
初診時の採血は、他院で血液検査をしていた場合でも必要ですか?
他院で行った検査結果を印刷しご持参いただけましたら、同じ検査を2回行う必要はありません。
追加で検査が必要な場合があればご提案いたします。
Q.
卵管通水検査(卵管造影検査)は事前に別の病院で受けた方が良いですか?
基本的には不要ですが、フェニックスメディカルクリニックでの卵管造形検査をご提案いたします。
Q.
まだ妻が初診を受けていませんが、夫だけ先に受診して精液検査をすることは可能ですか?
はい、可能です。
Q.
支払いは現金のみですか?
お支払いには現金、クレジットカード(一括払いのみ)、電子マネー、QRコード決済(一括払い、分割払い2回まで)がご利用いただけます。
取扱いクレジットカード:VISA、MasterCard、UnionPay、JCB、AMEX、Diners
Club、DISCOVER iD、楽天 Edy、WAON、nanaco、QuicPay
Q.
自宅が遠方なのですが、治療はできますか?
当院の指定日に来院が可能であれば、治療できます。
他院の治療のサポート、一部診療を他院にお願いして、採卵や胚移植は当院で行う、などの対応も条件が整えば可能です。
詳しくは来院時にお問い合わせください。
Q.
初めての体外受精で迷いがあるので、初診でカウンセリングだけ受けることはできますか?
当院の初診はカウンセリングと問診を兼ねています。
ここで患者さんの状態をお聞きしたうえで、適した治療方針をご提案。
時間をかけてカウンセリング・問診をすることで、体外受精への不安を軽減します。
Q.
不妊検査のみでの受診は可能ですか?
はい、可能です。あれば診療情報をご持参いただいたうえでご相談ください。
Q.
精子凍結保存をしたいのですが、可能ですか?
ご来院の際、精子凍結をご希望される旨をお伝えください。
精液検査後、問題がなければ問診をしたうえで凍結保存が可能です。
初診での精子凍結保存はできません。
なお、有効期限内の顔写真付き身分証明証(※)の確認が必須ですので、忘れずにご持参ください。
※身分証明書は運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・外国籍の方は在留カードが該当します。
Q.
パートナーはいませんが、精子凍結をすることは可能ですか?
当院では精子凍結も可能です。
しかし、必要な検査もありますのでまずは一度ご来院いただき、医師にご相談ください。
Q.
男性のみの受診は可能ですか?
当院では第三火曜日 16:00~19:00、男性のみの受診を受け付けています。
ご予約は当院の予約サイトからお願いいたします。
第三火曜日の該当時間以外は、ご夫婦での受診をお願いします
Q.
診察時間を教えてください。
【月・金・土曜日】<午前>9:00〜12:30 <午後>14:30〜18:00
【火曜日】<午前>休診 <午後>12:30〜13:30、14:30〜20:00
【木曜日】<午前>10:00〜13:30、14:30〜20:00
※水曜・日曜・祝日は休診 ※受け付けは30分前までになります
Q.
診察を受けるときは、どのような服装で行けばいいですか?
どのような服装でも構いません。
ただ、内診がある場合にはショーツを脱いでいただくため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
Q.
入籍していないと不妊治療はできませんか?
入籍していない場合でも、事実婚であれば不妊治療を行うことが可能です。
ただしお二人でのご来院と、意思確認や必要な書類への記載、独身証明書の提示をお願いしています。
Q.
タイミング療法を希望しています。
タイミング療法だけでも受診可能ですか。
タイミング療法だけでも受診可能ですか。
当院は高度生殖補助医療をメインとして行っております。
ステップアップを視野に治療されている中で一部タイミング療法を行う場合はございます。
タイミング療法を希望される場合は、フェニックス
メディカル クリニックでの受診がおすすめです。
Q.
保険診療は行っていますか。
2022年4月より一部の不妊治療が保険適用となりました。
保険診療での体外受精をご希望される方は、戸籍謄本等の法的書類の提出やご夫婦同席での診療計画書作成が必要です。
また、他院で体外受精を保険診療で実施したことがある方は、診療情報提供書のご持参をお願いします。
藤原院長は保険診療を行わずに完全自費診療のみを行っています。
院長外来には初診料・再診料とは別に2,000円が必要です。
※保険診療の対象外のご年齢の方や卵子凍結は、自費診療です。
Q.
不妊治療に年齢制限はありますか?
保険診療での体外受精をご検討の場合は保険診療の規定により、43歳未満での診療計画書の作成が必要です。
自費診療には年齢制限を設けていません。
Q.
男性不妊外来はありますか?
第三火曜日 16:00~19:00に岩本晃明医師による男性不妊外来を設置しています。
ご予約は当院の予約サイトからお願いいたします。
第三火曜日は男性のみのご受診も可能です。
精索静脈瘤の診察やDFI(精液DNA断片化指数)、ORP(精液中酸化還元電位測定)の検査などを行っています。
Q.
不妊治療費助成制度を受けることはできますか?
当院は自治体のさまざまな助成制度をご利用いただける特定不妊治療費助成事業指定医療機関です。
不妊について
Q.
不妊とはどのようなことを指すのですか?
また、どれぐらいの期間妊娠できなかったら医師に相談すれば良いですか?
また、どれぐらいの期間妊娠できなかったら医師に相談すれば良いですか?
健康な男女が妊娠を望み、夫婦生活をしているにもかかわらず一定期間(※)妊娠しない状態のことを「不妊」と言います。
しかし女性側か男性側、あるいはその両方に自覚症状がなくても不妊の原因がある場合も想定されます。
妊娠を希望される方は、医師への早めの相談をおすすめします。
※日本産婦人科学会では、この一定期間を「1年間」と定義しています。
採卵について
Q.
今月採卵を予定しています。
月経3日目に来院の指示がありましたが、都合が悪く行けません。
今月の採卵は見送りになりますか?
月経3日目に来院の指示がありましたが、都合が悪く行けません。
今月の採卵は見送りになりますか?
月経初日から3日目までが最適ですが、ご都合が悪ければ、4日目以降でも問題ありません。
Q.
採卵を予定しています。次回の来院指示日の都合が悪くなってしまったのですが、どうしたら良いですか?
どうしても指定された日に来院できない場合は、指定日の前日か翌日にご予約のうえご来院ください。
ただし、指定日以外の診察の結果、再度の来院が必要となったり、採卵がキャンセルとなる場合もあります。
Q.
採卵周期中の通院回数は何回くらいですか?
採卵周期での次回の来院日は、患者さんそれぞれのホルモン値や卵胞の大きさによって決定しますので、一概に通院回数をお伝えすることは難しいです。
また、保険だと超音波など回数に制限がありますので詳しくは診察時にご相談ください。
当ホームページ内にある「当院の治療スケジュール」に通院の目安となるスケジュールを掲載していますので、参考にご覧ください。
Q.
同じ治療プランでも、患者さんそれぞれで来院日が異なることがあるのはなぜですか?
月経周期は人それぞれ違いがあります。
自然周期・低刺激周期での採卵や移植の場合は特に、ご自身の卵巣の働きを利用して行うため個人差があります。
また、同じ患者さんでも周期ごとに反応が異なる場合があり、以前と同じお薬を使っても、周期によって採卵日は変化します。
そのため、来院日は患者さんや治療周期により異なるのです。
Q.
今周期採卵予定ですが、点鼻薬を指定された時間に使用できませんでした。
どうすれば良いですか?
どうすれば良いですか?
点鼻薬は指定された時間にご使用いただくことが原則ですが、遅れてしまった場合には指定された2時間以内であれば点鼻薬をその時点で使用し、翌日の午前中にお電話ください。
点鼻ができなかった場合、採卵日・採卵時間が変更になる可能性があります。
Q.
採卵時に夫が来院予定でしたが都合が悪くなりました。
どうすれば良いですか?
どうすれば良いですか?
事前に専用の採精容器をお渡ししますので、採卵当日の朝に自宅でご主人様に採精していただき、採精後2時間以内にお持ちいただければ問題ありません。
また、採卵日前にご主人様がご予約のうえ来院し、精子を事前に凍結保存する方法もあります。
Q.
当日採精と持ち込み精子で何か違いはありますか?
当日採精と持込精子で大きくデータが変わる事は基本的にありません。
ただし、持ち込みの際に冷やしすぎたり温めすぎたりといった大きな温度変化や、採精後時間が経ちすぎた場合(目安:2時間)、運動率が下がる可能性がありますのでご注意ください。
Q.
採卵は、無麻酔ですか?
当院の採卵は基本的に麻酔を使用して行います。
状況によっては、医師の判断により痛み止めを追加することもあります。
麻酔の種類(静脈麻酔か局所麻酔か)は事前にご相談のうえ決定いたします。
Q.
遠方から通院していますが、採卵後や胚移植後に新幹線や飛行機を使って当日中に帰宅しても良いですか?
採卵・胚移植後に出血や腹痛などの症状がなければ、当日中に帰宅されても大丈夫です。
安静時間が通常より長く必要になることもありますので、交通機関のご予約は時間に十分な余裕を持つようお願いいたします。
Q.
次の周期の月経3日目に来院の指示がありましたが、今周期の治療を行わず少し先に延ばそうと思います。
どうすれば良いですか?
どうすれば良いですか?
治療をご希望の周期の月経3日目に、ご予約のうえご来院ください。
月経不順などで月経が来ない患者さんは、決してそのままにせずご都合のよろしい時にご予約のうえ来院し、医師にご相談ください。
Q.
顕微授精をすると卵子に傷がつきませんか?
顕微授精では卵子の細胞質に直接細いガラス針を刺して精子を注入しますので、人工的にとても小さな穴を開けることになります。
しかし、使用する針は髪の毛より細く、先端に特別な加工を施してありますので、穴はすぐに修復されます。
顕微授精が必要かどうかは、精子と卵子の状態を考慮して決定します。
顕微授精の必要性についてご提案と説明をしても顕微授精を希望されない方については、通常の精子ふりかけ法による受精を実施します。
その場合は正常受精率の低下が予想されますので、あらかじめご了承ください。
Q.
「卵子の老化」とはどういったことなのですか?
現在排卵している卵子は、お母さんのお腹の中にいるときに作られたものです。
初潮時の卵子と今の卵子は同級生ということになります。
したがって、年齢が高くなればなるほど、卵子が卵巣の中で過ごす時間は長くなります。
その間に卵子が老化して妊娠が難しくなるというのが、卵子の老化の考え方です。
Q.
採精前の禁欲期間について気を付けることはありますか?
前回の射精から長く期間が空いてしまうと、濃度が上がることもありますが精子の運動率は大幅に低下します(死んでしまう精子が増えるため)。
逆に期間が短すぎると濃度が回復しない可能性があります。
個人差はありますが、バランスの良い採精には3〜5日くらいの禁欲期間をおすすめしています。
Q.
採卵や体外受精後、発熱や体調不良になった場合にはどうしたら良いですか?
37.5℃を超えるような場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
>>・移植前の体調不良は、次周期の治療になります。
Q.
採卵や体外受精から数日たっても腹痛がある場合にはどうしたら良いですか?
一度お電話いただき、当院をご受診ください。
Q.
採卵後、どのくらいからタイミングをとって良いですか?
採卵周期中、移植周期中は、夫婦生活は避けていただくことをおすすめいたします。
次回の月経が発来した後以降が望ましいでしょう。
Q.
採卵、移植当日は入浴しても大丈夫ですか?
採卵移植当日は入浴を避け、シャワー浴のみでお願いいたします。
久しぶり・第2子治療について
Q.
久しぶりに来院するのですが、初診になりますか、再診になりますか?
過去に当院で診察を受けてカルテ作成済みの患者さんはすべて、再診の患者さんとして予約をお取りになり受診してください。
久しぶりのご来院の場合は、当日のお持物をご確認ください。
Q.
治療を再開したいのですが、いつ来院すれば良いですか?
来院日については以下をご確認ください。
保険診療をご希望される方は「管理計画書作成」でご予約いただき、必ずご夫婦2人で受診してください。
自費診療で前回受診から1年以内の方は、
・採卵をご希望される方は、月経1〜3日目に予約を取ってご来院ください。
・胚移植をご希望の方は、月経2〜4日目に予約を取ってご来院ください。
ご出産された方や前回受診から1年以上経過されている方は、
・すべて「方振相談」枠で予約を取ってご来院ください。
事前に相談や診察を希望される方は、ご都合の良い日に予約をお取りになりご来院ください。
その他不明な点があれば、電話にお問い合わせください。
Q.
保険診療を希望しますが、何か注意事項はありますか?
保険診療で治療される方で、他院での治療歴のある方は必ず紹介状をご持参ください。
また、ご主人様のご来院が必須です。
採卵・移植の周期開始日より前に必ずご夫婦でご来院ください。
計画書の作成を事前に行なっていないと、治療周期に入ることができません。
Q.
出産後は、いつから治療を開始できますか?
基本的には卒乳し月経が再開していれば、治療は可能です。
産後の子宮の状況や、ホルモン値を見て判断いたしますので、一度「方針相談」でのご予約することをおすすめいたします。
基礎体温表を記録し、3回の順調な月経を確認できたら治療可能と当院では考えています。
経腟分娩の方は分娩から9カ月以上経過している時期での治療再開が望ましいです。
帝王切開で分娩された方は分娩後1年以上経過している時期での治療再開を基本としています。
Q.
第2子を希望しています。子ども連れでの来院はできますか?
当院では、ほかの患者さんのためにお子さま連れでの受診をご遠慮いただいています。
ご理解・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
Q.
2人目希望ですが、まだ授乳中です。
受診はできますか?
受診はできますか?
相談の目的で受診していただくことは可能ですが、授乳中の妊娠は避けた方が良いです。
1つ目の理由として、排卵が不安定になることがあげられます。
2つ目は、妊娠後も授乳を続けることにより子宮の収縮を促し、通常より流産率があがってしまう可能性があるためです。
胚移植について
Q.
今周期に凍結胚の移植を予定しています。
指定された診察日に来院できませんが、どうしたら良いですか?
指定された診察日に来院できませんが、どうしたら良いですか?
排卵周期において指定された来院日前後1日であれば変更可能です。ご予約のうえご来院ください。
胚移植はその周期の排卵日を推定し決定しますが、来院日が遅くなると排卵日が判断できず、その周期での胚移植がキャンセルとなる場合がありますのでご注意ください。
ホルモン補充周期の場合はお薬が足りなくならなければ、数日の変更は可能です。
Q.
移植周期中の通院回数は何回くらいですか?
移植周期での次回の来院日は、患者さんそれぞれのホルモン値や卵胞の大きさによって決定しますので、一概に通院回数をお伝えすることは難しいです。
当院ホームページ内「当院の治療スケジュール」に、採卵周期や移植周期での通院の目安となるカレンダーを掲載していますのでご確認ください。
Q.
HR周期(ホルモン補充周期)とは、どのような治療法なのですか?
無排卵や月経周期が不規則なために、凍結胚を移植するタイミングを決めることが難しい方に、ホルモン剤を投与して胚移植する方法です。
予定が立てやすく、お仕事と治療の両立のためにも当院ではおすすめしています。
Q.
HR周期(ホルモン補充周期)での凍結胚移植を予定しています。
指定された診察日に都合が悪く行けません。どうすれば良いですか?
指定された診察日に都合が悪く行けません。どうすれば良いですか?
HR周期(ホルモン補充周期)のスケジュールは、スタート時にご都合の悪い日をお伝えいただければ調整が可能です。
周期途中で指定日に来院出来ない場合、その周期の治療はキャンセルになる可能性もありますので、お早めにご相談ください。
Q.
胚移植時の子宮内膜の厚さは着床率と関係がありますか?
子宮内膜の厚さは、妊娠に不可欠であると一般的に考えられています。
ただ、子宮内膜の薄い方でも妊娠される方はいらっしゃいますし、子宮内膜が存在しない卵管や卵巣において子宮外妊娠が起きることがありますので、一概に判断できないとも言えます。
Q.
今周期に凍結胚の移植を予定しています。
自然妊娠を期待して排卵日に夫婦関係を持っても良いですか?
自然妊娠を期待して排卵日に夫婦関係を持っても良いですか?
凍結胚による妊娠と自然妊娠が重なって二卵性双胎妊娠となる可能性があります。
また、子宮内と子宮外での同時妊娠の可能性もあります。
双胎妊娠や子宮外妊娠は産科的リスクが上昇しますので、凍結胚移植周期では避妊することをおすすめしています。
Q.
胚移植日が決まりましたが、夫が遠方にいて胚移植申込書にサインができません。
どうしたら良いですか?
どうしたら良いですか?
当院では胚移植前日までに、ご夫婦それぞれが直筆で署名をした胚移植同意書をご提出いただいています。
ご主人様が遠方にいて申込書原本への直筆記入ができない場合には、胚移植同意書を当ホームページ内よりプリントアウトして署名いただき、奥様宛に郵送し、原本を必ずご持参ください。
胚移植後について
Q.
胚移植後の生活について教えてもらえますか?
胚移植当日と出血がある間はシャワー浴のみにしてください。
激しい運動はお控えいただき、夫婦生活も控えていただいた方が良いでしょう。
Q.
胚移植の当日、翌日に少量の出血がありました。
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
移植時のカテーテル挿入の刺激や腟内消毒により出血が数日続くことがあります。
少量であれば、そのまま様子をみていただいて結構です。
出血が継続する場合や量が多くなってきた場合はご連絡ください。
Q.
胚移植後に卵白状のおりものがあります。
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
胚移植前後にそのようなおりものが認められることがありますが、異常ではありません。
Q.
胚移植後の指定された妊娠判定日に来院できないのですが、どうすれば良いですか?
妊娠判定日は妊娠しているかどうかの判定に加え、妊娠維持に必要な黄体ホルモンの評価も行なっています。
日にちを変更した場合は適切な判断ができなくなる可能性がありますので、指定された日にご予約のうえご来院ください。
どうしても指定日に来院ができない場合はお電話でご相談ください。
Q.
妊娠判定前に月経が始まったみたいなので、妊娠判定日の診察・検査に行かなくても良いですか?
ご自身で月経が開始したと思っても、妊娠していることが少なからずあります。
また、診察には妊娠判定以外にも黄体ホルモンの動きをみる意味があります。
必ず指定された判定日にご予約のうえご来院ください。
Q.
妊娠判定前に月経が始まる前のような腹痛があります。
たぶん月経が来ると思うので、判定日は行かなくても良いですか?
たぶん月経が来ると思うので、判定日は行かなくても良いですか?
このような症状があっても妊娠されている方が数多くいらっしゃいます。
血液検査での判定が必要ですので、必ず指定された判定日にご予約のうえご来院ください。
腹痛や出血があった場合でも、服薬は絶対に止めないでください。
Q.
妊娠判定日に陽性でした。
次回の胎嚢や心拍確認のための来院日が指定されましたが、どうしても行けません。
どうすれば良いですか?
次回の胎嚢や心拍確認のための来院日が指定されましたが、どうしても行けません。
どうすれば良いですか?
数日前後しても大丈夫です。
ただ、あまり早いご来院の場合、胎嚢や心拍が確認できず、再度来院による診察が必要となる場合があります。
Q.
出産する病院の予約を取るために、早い週数で紹介状が必要と言われました。
次回の通院予定日より早めに行っても良いですか?
次回の通院予定日より早めに行っても良いですか?
早めにご来院いただいて結構です。
産科の施設によってはかなり早い週数での予約や受診をしないと、分娩予約を受け付けていただけないところもあるようです。
妊娠されましたら、早めに情報収集のうえご対応ください。
Q.
妊娠初期ですが、新幹線や飛行機での旅行は可能ですか?
あまりおすすめはしませんが、出血や腹痛がなければ通常は問題ないと考えられます。
海外への旅行は控えることをおすすめいたします。
Q.
血液検査でできる出生前診断(NIPT :無侵襲的出生前遺伝学的検査)をしたいのですが、検査実施施設への紹介はお願いできますか?
無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)は、分娩を取り扱って必要要件を備えている医療機関および、その連携施設のみが実施可能です。
当院はそれに該当しないため、実施はできません。
ただ、認可されているNITP実施施設をご紹介することは可能です。
検査希望のある方は検査時期(妊娠10~18週)を考慮し、当院をご卒業後、速やかに分娩施設にご相談することをおすすめします。
薬剤使用・他科治療について
Q.
点鼻薬を指定された時間に使用できませんでした。
どうすれば良いですか?
どうすれば良いですか?
点鼻薬は指定された時間にご使用いただくことが原則ですが、遅れてしまった場合には指定された2時間以内であれば点鼻薬をその時点で使用し、お早めにお電話にてご連絡ください。
点鼻ができなかった場合、採卵日・採卵時間・移植日が変更になる可能性があります。
Q.
採卵前の点鼻薬(スプレキュア・ブセレリン)を使うとき、左右の順番を間違えました。
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
使用の順番は左右どちらからでも構いません。
Q.
歯科治療を受けても大丈夫ですか?
麻酔をするかもしれません。
麻酔をするかもしれません。
胚移植までの期間であれば問題ありません。
移植後については来院時に医師へご相談ください。
Q.
人間ドックや健康診断を受けようと思いますが、大丈夫ですか?
レントゲン撮影やマンモグラフィー、バリウム検査、胃カメラなどもあります。
レントゲン撮影やマンモグラフィー、バリウム検査、胃カメラなどもあります。
採卵周期・移植周期とも、月経10日目までであれば問題ありません。
それ以降については来院時に医師へご相談ください。
Q.
治療中に鍼・お灸・マッサージなどを受けても構いませんか?
問題ないと考えられる場合が多いですが、ご心配でしたら来院時に医師へご相談ください。
Q.
他院で処方された薬と、こちらで処方された薬との飲み合わせが心配なのですが、大丈夫ですか?
来院時に今飲んでいる薬をお持ちのうえ、医師、看護師または薬剤師にご相談ください。
一般的に当院で処方している薬と風邪薬、鎮静薬、胃腸薬、花粉症薬、ビタミン剤、軟膏、点眼薬などについては使用可能な薬剤がほとんどですが、相互作用による副作用がでることがありますので必ずご相談ください。
Q.
漢方やサプリメントは妊娠と関係がありますか?
当院では漢方やサプリメント投与が、妊娠へ明らかなプラスの作用があるとは考えていません。
しかし、ご心配な方はこれらの服用については来院時に医師へご相談ください。
おすすめしているのは、胎児の神経管閉鎖障害を予防するための葉酸サプリメント摂取です。
当院では不妊治療の妨げとなる植物性のエストロゲンを含まない、バイエル薬品の葉酸サプリ「エレビット」を推奨しています。
Q.
不妊治療中ですが、インフルエンザの予防接種を受けても良いですか?
日本産科婦人科学会では、妊娠中のインフルエンザ予防接種については問題ないとの見解を示しています。
妊娠中と同様に採卵および移植周期に入られている方についても、安全性には問題がないと考えられますが、詳しくは以下のサイトをご参照のうえ患者さんご自身で接種のご判断をお願いいたします。
日本産科婦人科学会
厚生労働省事業
妊娠と薬情報センター
Q.
インフルエンザの予防接種はお願いできますか?
当院では予防接種は行っていません。
フェニックスメディカルクリニックかお近くの内科などでご相談ください。
Q.
風疹のワクチン接種を受けようと思っています。
麻疹との混合ワクチンでも良いですか?
麻疹との混合ワクチンでも良いですか?
風疹麻疹の混合ワクチン(MRワクチン)でも大丈夫です。
当院でも接種可能ですので、ご希望の方はご相談ください。
Q.
夫が風邪をひきました。
薬を飲んでいるのですが大丈夫ですか?
薬を飲んでいるのですが大丈夫ですか?
風邪薬やアレルギー薬が治療に大きく影響を及ぼすことはありません(体調不良が精子データに影響することはあります)。
ただし抗がん剤や脱毛を抑える薬など一部の薬はその限りではありませんので、服用している薬がある方は来院時に医師または看護師にご相談ください。
Q.
子宮鏡手術、卵管鏡下手術など、手術のみの来院は可能ですか?
当院では今現在、卵管鏡下手術は行っていません。
子宮鏡検査および、子宮鏡下内膜ポリープ切除術(TruClear)は可能ですが、その際は紹介状の持参を推奨しています。
初診の予約をお取りください。
なお、感染症を含む術前スクリーニング検査が必要です。
Q.
卵管造影検査のみをお願いすることができますか?
フェニックスメディカルクリニックで検査は可能ですが、感染症、クラミジア検査など、当院が定める検査が必須条件です。
Q.
不育症検査だけを受けることはできますか?
はい、可能です。初診時にご相談ください。
Q.
妊娠後、出血があった場合どうしたらいいですか?
まずは安静第一で、心配な場合は診療時間内に早めのご受診をおすすめいたします。
Q.
妊娠後の健診はどこで受けられますか?
通常妊娠8~9週目まで、引き続き当院で受けることができます。
9週目以降はフェニックスメディカルクリニック、またはご希望の妊婦健診施設へご紹介となります。
人工授精について
Q.
体への危険や副作用はありますか?
精子を洗浄、濃縮するため、直接注入するよりも副作用は少ないです。
しかしまれに、刺激で下腹部痛や少量の出血、発疹やかゆみなどのアレルギー反応を起こすことがあります。
Q.
痛みはありますか?
まれに刺激で下腹部痛や少量の出血、血圧低下、発疹やかゆみなどのアレルギー反応を起こすことがあります。
Q.
人工授精でも妊娠できなかった場合はどうしたらいいですか?
人工授精でも妊娠できなかった場合は、体外受精へのステップアップを推奨します。
Q.
妊娠率(成功の確率)はどのくらいですか?
年齢にもよりますが、5~15%ほどが期待できます。
Q.
排卵誘発剤を使用することはありますか?
無排卵の方、排卵がある方には複数の排卵を促し、妊娠率の向上を期待する目的で排卵誘発剤を使用する場合があります。
Q.
人工授精後になにか気をつけることはありますか?
日常生活で特に気をつけることはありません。
妊娠している可能性があることを踏まえて日常生活をお送りください。
Q.
人工授精当日、どれくらいの時間がかかりますか?
精子の洗浄と濃縮に1~1時間半程度かかります。
人工授精自体は数分で終了します。
Q.
人工授精当日に男性は院内で採精できますか?
現在は感染予防のため院内採精ではなくご自宅での採精をお願いしています。
事情により院内採精が必要な方には採精室使用料をいただいております。
予約・予定変更について・その他
Q.
予約をしなくても診察してもらえますか?
当院は完全予約制となっています。予約なしでのご来院については原則診察をお受けできません。
予約をお取りいただいたうえでのご来院をお願いいたします。
ただし、出血や痛みなど、医学的に急を要する診療は予約に関係なく対応いたします。
この場合は事前に必ずお電話いただいたうえでご来院ください。
(※初診のみご予約なしで当日受付が可能です)
Q.
月経2日目に来院するようにと言われましたが、午後月経が来たので明日の予約締切時間を過ぎてしまいました。
どうしたら良いですか?
どうしたら良いですか?
予約はアプリから当日であっても、空きがあれば予約取得が可能です。
アプリで予約が取れない場合は、診療時間内にお電話していただければこちらでご予約をお取りします。
Q.
翌日の予約の変更をしたいのですが、自分で変更できません。
どうしたら良いですか?
どうしたら良いですか?
このような場合はお電話にてお問い合わせください。
変更が可能かを確認いたします。
Q.
午前11時30分に予約をしていますが、午後から予定が入ってしまいました。
朝一で行けば早く診てもらえますか?
朝一で行けば早く診てもらえますか?
当院では予約時間に来院される患者さんを優先的に診察しています。
可能な限り早めにご対応いたしますが、基本的にはご予約されている時間まではお呼びできませんので、ご了承ください。
Q.
子宮鏡検査を月経8日目に予定していましたが都合が悪くなりました。
今月はもう検査できませんか?
今月はもう検査できませんか?
来院指定日の前後1日で月経による出血が止まっていれば検査は可能です。
予定期日より遅れて、排卵日に近くなると検査ができない場合もあります。
Q.
生理が遅れていますが、自分で行った妊娠検査薬では反応がでません。
どうしてですか?
どうしてですか?
市販検査薬で確認できるのは、妊娠16日目以降となります。
治療で高温期間に内服や注射をした場合、予想より排卵が遅れた場合にはこのようなことがあります。