当院の不妊治療について

治療の流れ

患者さまのご希望や診断結果に応じて、お一人お一人にあった不妊治療をご提案し開始いたします。患者さまのご年齢やご希望により治療のステップアップの期間は異なることがあります。

  1. 1_ 問診・基礎検査
  2. 2_ 治療方針の決定
  3. 3_ 治療開始
  4. 4_ 妊娠後の流れ

1_ 問診・基礎検査

女性
問診、超音波検査、血液検査(ホルモン値、感染症)など
男性
精液検査、血液検査(感染症など)

<お持ちいただく物>

  • 健康保険証

以下はご用意がある場合のみ持参してください

  • 紹介状
  • 基礎体温表
  • 血液検査の結果(1年以内のもの)

初診の流れ

よくあるご相談

初診・診察について

2_ 治療方針の決定

治療方針を決定する際、治療開始年齢が大きなポイントになります。

年齢によって変わる治療step

年齢によって変わる治療stepの3つのパターン 35歳以下・35~39歳以下・40歳以上

*夫婦共に検査によって特に問題がない場合。

不妊期間や検査結果によって、年齢が若い場合でも、前倒しになることがあります。

不妊治療はタイミング法→人工授精→体外受精の3ステップが一般的になります。

上記の表はあくまで一例であり、個々の背景により大きく異なることにご注意ください。高齢でのスタートの場合や、合併症、ご本人さまのご希望等により早めに次のステップへ早めに進むケースもあります。

クリニックの理念と治療方針

3_ 治療開始

患者さまの状況と決定した治療方針に従い治療を進めていきます。

step1 一般不妊治療 タイミング法

  • 保険適応
  • 超音波検査で正確に排卵を予測し、排卵の1〜3日前に性交渉を行ってもらいます。

フェニックス メディカル クリニック(本院) にて受診いただけます。

step2 一般不妊治療 人工授精

  • 保険適応外
  • 超音波検査を用いて排卵日もしくはその前日を推測し、精子を濃縮したものを子宮膣内に注入します。

フェニックス メディカル クリニック(本院) にて受診いただけます。

人工授精の流れ
3~4日前 ▶ 排卵日の予測と人工授精(AIH)の決定 排卵日を予測するため、超音波エコー検査による卵胞の大きさや子宮内膜厚を測定し日にちを決定します。血液検査でホルモン値を測定する場合もあります。  →  当日 ▶ 人工授精(AIH) 排卵日の予測日に合わせて人工授精を行います。自宅で専用容器に精子を採取していただきご持参ください。  →  数日にわたって ▶ 黄体ホルモンの補充 着床率を高めるために黄体補充療法を行います。

step3 生殖補助医療(ART) 体外受精

  • 保険適応外
    1. 採卵 →
    2. 胚凍結 →
    3. 胚移植
  • 卵を育てる薬剤を使用し、採卵した卵子を体外で精子と受精させ、培養した受精卵を子宮内に戻す方法です。
採卵までの流れ
生理3日目 ▶ 採卵周期(誘発)Start ▶ 刺激方法に応じて内服、注射が処方されます。  →  生理6~8日目 ▶ 卵胞発育チェック  →  生理9~12日目 ▶ 採卵日決定  →  採卵36時間前 ▶ hCG注射または点鼻薬(卵を成熟させるため)  →  採卵当日(Day 0) ▶ 8:30頃 来院 ▶ 9:00 採卵(採卵後2時間安静) ▶ 午後 問診(受精、凍結についてのご相談)  →  採卵翌日(Day 1) ▶ 受精についてのご連絡  →  採卵後7日目 ▶ 今回の採卵、胚についての結果報告

採卵した周期は、通常胚は全て凍結し、次周期以降に移植を行います。

これはあくまでもモデルケースです。個々によって通院回数、通院目的は変わります。

胚の成長(Day0〜Day7)
胚の採卵当日から6日目~7日目までの成長

胚は2日目には4細胞、3日目には8細胞とどんどん細胞数を増やしていき、4日目には細胞同士がくっつきます。5日目には内側が赤ちゃんになる部分、外側が胎盤になる部分から形成される胚盤胞になります。胚凍結は通常3日目と5日目に行われます。

Day 0 (採卵当日)

この日行うこと

  • 良好精子の選別
  • 体外受精または顕微授精
成熟卵 未成熟卵

*第1極体がでた卵を成熟卵といい、通常の体外受精・顕微授精に使用することができます。

それ以外のMⅠ、GV期の卵を未成熟卵といい、体外受精・顕微授精には使用できません。

Day 1 (受精確認)

この日行うこと

  • 受精確認
正常受精 未受精 異常受精

*採卵の翌日に受精確認を行います。このときに、卵子と精子からの前核(PN)が2つ確認できたものを正常受精といい、前核が確認できないものを未受精卵といいます。また、前核は確認できたものの、2つ以外のものを異常受精といい、通常これらの胚を移植に用いることはありません。

胚移植までの流れ
生理2,3日目 ▶ 移植周期Start ①ホルモン補充周期 ホルモン剤を用いて内膜を厚くする方法。移植日をコントロールすることができるため、仕事をしている方に適しています。また、ホルモン補充は妊娠後10週まで続ける必要があります。②自然周期 自然の月経周期で行うため、原則ホルモン補充は必要ありません。排卵日を確定するために数回来院する必要があります。  →  生理12日目頃 ▶ 移植日決定 ※胚盤胞でSEETがある方はSEET日も決定  →  移植2,3日前 ▶ SEET法 ※内診室にて、培養液を子宮に注入します。  →  移植当日 ▶ 移植 ※採卵室にて行います。  →  移植後8~11日目 ▶ 妊娠判定 ※移植胚のステージによって異なります

検査/治療内容

4_ 妊娠後の流れ

胚移植から約2週間後に妊娠判定を行い、陽性だと「妊娠」となります。

妊娠5週 ▶ 超音波検査で経過観察  →  妊娠6週 ▶ 超音波検査で経過観察  →  妊娠7週 ▶ 超音波検査で経過観察 ▶ 母子健康手帳をもらう ▶ 分娩施設を検討  →  妊娠8週 ▶ 当院は卒業  →  妊娠9週 ▶ フェニックス本院で妊婦健診開始(※フェニックスメディカルクリニック) フェニックスのこうのとりシステム 生まれる前から出産、そして一生涯寄り添うクリニックを目指して フェニックスアートクリニック 不妊治療 生殖補助医療(ART)  ←→  東大病院 日赤病院 手術・外科的治療 産科(分娩) 小児科(出産後)  ←→  フェニックスメディカルクリニック 産婦人科(妊婦健診) 内科外来(お薬相談) 不妊治療(タイミング法〜人工授精)  ←→

フェニックス アート クリニックの本院であるフェニックス メディカル クリニック東大病院日赤病院との連携により、妊娠中の健診やお薬相談、分娩、そしてその後も一生涯寄り添う独自のシステムで安心して出産いただける環境をご提案いたします。

※フェニックス メディカル クリニックは賀来宗明理事長の専門分野である産科・婦人科の患者様が多く、毎年600人以上の妊婦さんの診察を行なっています。そして、その高い技術が認められ、東大病院や日赤病院にて、セミオープンシステム(同等の技術を持つと認められた施設。分娩直前までは分娩する病院ではなくフェニックス本院での診察が可能)を認められている施設です。