コラム

妊娠を計画されている方、妊娠の可能性がある方へ 葉酸摂取のポイント 2020.03.27

こんにちは。フェニックス メディカル クリニック管理栄養士です。

 

本日は、妊娠を計画されている方、妊娠の可能性がある方にとって重要な栄養素【葉酸】の摂取のポイントについてお話しします。

葉酸は胎児を守る

葉酸はビタミンB群の一種です。

 

2000年に厚生省から、妊娠を計画中の女性に「妊娠前4週から妊娠12週まで1日400μgの葉酸サプリメントを摂取するよう勧告されました。

 

葉酸はDNAの合成、組織と臓器の新生・再生、早期胎盤剥離・胎児の神経管閉鎖障害を防止する働きがあります。胎児の神経管が形成されるのは妊娠2~6週と非常に早い時期のため、体内に必要な葉酸濃度を維持しておくためにも早めの対策が必要です。

 

30歳から49歳の男女ともに1日の推奨量は240μgです。

平成29年の国民健康・栄養調査では237~255μg摂取していました。

大きな不足はありませんが、葉酸の不足で起こる胎児の分脊椎症の発生率はいまだ増加傾向にあります。つまりうまく摂取吸収できていないと考えられます。

 

葉酸の上手な摂り方

葉酸は水溶性ビタミン類です。水溶性ビタミンは水に溶けや出やすく熱に弱く、一度にたくさん摂りすぎると体の外に排泄されてしまいます。

摂りかたのポイントとしては、少しずつこまめに摂ること。生で食べられるものは生で食べること。茹でずに蒸したり電子レンジで調理をすること。加熱時間を短くすること。スープにして水に溶け出た分も摂ることです。

 

食品から摂れば、他のビタミン類やミネラル類、食物繊維も同時に摂ることができます。

 

しかし、食品からの葉酸の生体利用効率は50%といわれています。サプリメントの生体利用効率は85%です

ですので、厚生省からの勧告の通りに、サプリメントも必要です。サプリメントからの摂取上限量は1日1000μgです。サプリメントの説明書通りの量を服用すれば過剰になる心配はありません。

 

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葉酸には認知症予防にも効果があるといわれています。不足すると動脈硬化の引き金等になる血清ホモシステイン値を高くするといわれていますので、妊娠を希望する女性のみならず、家族全員に必要なビタミンといえます。

 

 

フェニックス アート クリニックでは、本院のフェニックス メディカル クリニック、「東大病院」や「日赤病院」などの病院と密に連携を行っています。

このフェニックスにしかない独自のシステムで体外受精から、妊婦健診やお薬相談、そして関連病院での手術処置および分娩が可能となります。

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