10月から一般不妊治療の保険適用を開始いたします
当院では2022年4月より体外受精治療の保険適用化に伴い保険診療を開始しておりますが、
一般不妊治療(タイミング法・人工授精)については自費診療でのご提供のみに限定させていただいて参りました。
この度、患者様への最善の診療をご提供するための慎重な検討の結果、
2023年10月1日より、一般不妊治療(人工授精)につきましても保険適用を開始することと致しました。
なお、ご妊娠に至るまでに、妊孕性の保たれる貴重な時間を長く費やしてはいけないという信念に基づき、当院での保険診療での人工授精治療は、最低限の回数でお勧めを致しております点をご理解下さい。
最大でも3回までの回数上限(※)を設けての施行とさせていただき、それ以降は、体外受精治療へのステップアップをお勧め致します。
(※)
35歳未満 3回まで
35歳~40歳未満 2回まで
なお、以下の点につきましても、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
- 初診は自費診療となります。
ご夫婦お二人そろっての受診と計画書のご説明、婚姻関係の申告書記載(事実婚でも可)および感染症採血検査をお願いいたします。
戸籍謄本(事実婚の方は二人分の独身証明書か戸籍抄本)の持参をお願い致します。 - 人工授精は採精室使用ではなく、採精カップをお渡しいたしますので、ご自宅での採精をお願いいたします。
(採精から2時間以内のご持参をお願いいたします) - 精液の持参は 午前9時もしくは午後3時 の時間に限定させていただきます。
また、それぞれの時刻に行える患者様の数を4名までとさせていただきます。 - 診察時にお渡しする別紙の人工授精治療の説明書きをお読みいただき、必ず治療の毎に同意書へのサインをお願いいたします。
以上、ご不明点ございましたら診察時に医師まで直接ご確認いただけますよう、ご協力の程お願い申し上げます。
院長 藤原 敏博