コラム

夫・パートナーは不妊治療中の女性を
どうサポートすればいいのか 2019.05.30

治療の性質上どうしても不妊治療では、女性側に9割以上負担がかかってしまいます。

よって、旦那様にできることというのは余り多くはありません。しかし、身体的・精神的ストレスも相まって、どうしても奥様1人が頑張っている感覚、二人の子供なのに、なんで自分ばっかりが・・・といった心境に陥ってしまう方も少なくありません。

 

ですので、当事者としての態度や寄り添う姿勢(例えば、不妊治療でどんなことをするか事前にご自身でも調べておく)、共感する姿勢というのが大切になってくると思います。

 

結果が伴わなかったときに、「大丈夫!次は絶対妊娠できる」など、旦那様が励ましとして発した言葉が、逆に他人事のように考えていると受け取られ、妻の逆鱗に触れてしまう。こうした話もよく耳にします。正直、なにが地雷なのかを見極めるのかは本当に難しいかなと思います。

 

 

採卵・移植の治療期間に気にかけたいこと

採卵のため誘発をしている時は、10日前後ご自身にてホルモン注射(卵を育てるため)しているため(気分としては更年期に似ています)、どうしても体調が思わしくない時もあり、感情にも波が出てしまいます。

 

さらに、奥様はそんな体調の中、仕事をし、合間を縫って通院し、帰ってきてから家事をしています。

これは、毎週頻回(週2,3回)繰り返すというのは、体調がいい日でもとてもとても大変なことです。

 

旦那様のできることとしては、家事をできる範囲で代わってあげたり、診察のある日は「お疲れ様。夕食は2人分買ってこようか?」など、そんな一言でも随分気にかけてもらえていることがわかり、嬉しく、助かるのではないかなと思います。

 

また、避けた方がいいこととしては、私的な飲み会などでしょうか。

やはり、自分の体調がすぐれない時に夫が遊びにでかけて、楽しい思いをしてきた話を聞かされるというのは、人によっては面白くない気分になる方もいらっしゃると思います。

 

 

妊娠判定陰性だった時に気にかけたいこと

妊娠判定が陰性だった時、目に見えない子供を「失った」という一種の喪失体験をします。

これは、ご自身でも「失った」ことに気が付きにくいのですが、そうした時に、しっかりと「悲しむ」という作業が大切になってきます。

 

悲しむ作業をしているときは、無理に外に連れ出したりせず、ご本人の気持ちの整理がつくまで、そっとしておいてあげてください。

 

こうした時というのは、小さなお子さんだったり、妊婦さんだったりを見るだけでも、様々な刺激に心がついていけず、つらく感じてしまうことがあります。

 

対して、奥様の方は、「自分がつらい時にはこう扱ってほしい」という要望を事前にパートナーの方へと伝えておくと男性側もどう対応していいかわかりやすくなるかと思います。

 
 

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