治療内容

treatment

アシステッド・ハッチング(AHA)

ピエゾイクシー法(Piezo ICSI)

PICSI/IMSI(先進医療)

タイムラプス(先進医療)

タイムラプス(iBIS受精卵観察システム)は、胚(受精卵)を培養機器内でそのまま観察しながら培養を行う技術です。このシステムでは、酸素濃度や温度が一定に保たれた環境が提供されるため、従来の培養機器に比べて環境変動が少なく、受精卵へのストレスが軽減されます。また、最短で15分ごとに培養状態を撮影するため、より詳細な情報が得られ、受精の判定や、胚発生の評価に役立ちます。

  • 費用

    自費診療 30,000円
    保険診療 30,000円

  • 注意事項

    全ての症例に効果をもたらすわけではありません。

カルシウムイオノフォア(Caイオノフォア)

ZyMōt(先進医療)

SEET法(先進医療)

スクラッチ(先進医療)

低用量hCG子宮内注入

PFD-FD

卵子凍結保存

卵子凍結とは、受精前の卵子を凍結することです。
がん患者などに対して妊孕性温存のために行われる「医学的適応」と、加齢による卵子の老化を懸念して行われる「社会的適応」の2種類に分類されます。
当院では「現時点で結婚はしていないが、将来の妊娠に備え、未受精卵の状態で保存しておきたい」など、社会的適応の卵子凍結を行っております。

医学的適応については日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、アメリカ生殖医学会すべてにおいて推奨しています。
対して、社会的適応については日本産科婦人科学会、アメリカ生殖医学会ともに推奨しておらず、日本生殖医学会においては、40歳以上では推奨しないなどの条件を設けているようです。
社会的適応の卵子凍結が推奨されない理由としては、以下の3つがあげられます。

  1. 1. 通常の体外受精に比べ、凍結卵子を使用した場合の妊娠率の低さ
  2. 2. 不妊ではない、健康な女性に対しての採卵時の身体的負担
  3. 3. 融解胚移植後の高齢出産のリスク

費用に関して、通常の体外受精よりも高くなります。そのため、当院で卵子凍結を行う際は卵巣刺激や凍結個数などにより調節を行い、できる限り無理のない範囲でのご希望に添えるような形での卵子凍結を行っております。

  • 費用

    自費診療

項目 社会的適応(40歳以上) 社会的適応(40歳未満)
採卵0個 30,000 100,000
採卵1~2個 150,000
採卵3~5個
採卵6~9個
採卵10個以上 200,000
凍結 30,000円/個 10,000円/個
保管更新料 20,000円/個 20,000円/個
融解 10,000円/個 10,000円/個
  • 注意事項

    解凍後の妊娠率は年齢や卵子の質によって大きく異なりますが、一般的には未受精状態の卵子の凍結は胚盤胞凍結の妊娠率よりも低下します。
    また、母体の高齢化に伴うリスクを下げることには直結しません。
    卵子凍結は妊娠を先延ばしにするためのものではありません。将来の選択肢を増やすためのものです。
    その際に凍結した卵子での妊娠が可能であるように、最新の知見と高い技術力をもとに卵子凍結を行っております。また、若い卵子を用いると妊娠の確率は上がりますが、妊娠時の母体の年齢が高くなると周産期のリスクが上昇することには変わりありません。当院では、3年以内に使用していただくことを目途に、価格設定をしております。

シェーバ型子宮内膜ポリープ切除(TruClearTM

  • ※自費診療は税込表記です。
  • ※保険診療には消費税は発生いたしません。
  • ※費用は予告なく変更する場合があります。