コラム

【不妊治療の流れ 1】初診から初期検査
【動画あり】 2020.06.30

フェニックス アート クリニック、藤原です。

本日は、不妊治療の流れについて動画を作成しましたのでご紹介します。(Part1)

併せまして、テキストも掲載いたします。

 

それでは今回は初診からの流れにつきまして簡単にご説明させていただきます。

問診

まず初診の時に大切なことは「問診」になります。

問診というのはみなさん儀式的なもの、って考えてらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんけれども、実は非常に大切です。
これまでどんな検査あるいは治療されてきたのか、
あるいは直接不妊症と関係なくても
どのような持病であるとか
それからアレルギーとかそういったものを持っているか持ってないか
非常に大事な情報になります。
従いまして問診表を最初に書いていただくときは、十分に時間をかけて細かい情報まで入れていただくと私たちは非常に助かります。

それを元にしてですね、その後の検査あるいは治療の方針を立てていくことになります。

 

問診からの流れ

ここでそこからの流れですけれども
どのような状況にあるかによっていくつかの道筋に分かれます。

まずはほとんど検査も行なっていない、
もちろん従って治療も行わないような患者さんの場合には
何が原因なのかを調べる必要がありますから、必要な検査を行っていただくことになります。

いわゆる不妊スクリーニング検査と呼ばれるので
色んな不妊の因子、例えば卵管であるとか、排卵因子であるとか、男性因子であるとか
そういった検査を一通り受けていただく形になります。

そしてそれから一撮り終わった段階でもう1回それを整理して、
そして今度は治療の方針を立てていくという方向性をということになります。

 

次に
既にある程度の上から若干の補完すべき検査を行ったうえで、
やはり治療方針をしたいということになりますけれども、
最初に話をさせてもらったグループの方に比べれば
治療にいたるまでの時間は短くて済むという風に考えます。

そこで治療を行っていく形になるんですけれども、
その治療もですね、また後程別の項目て述べますけれども患者さんの不妊の原因、
あるいは年齢等によって必ずしも一律ではありません。

従いましてその辺は最初によくご相談させて頂いてから決める形になると思います。

 

そして3つ目のグループがすでに他の医療機関におきまして
検査であるとか、治療を行っている方になります。

この場合はもちろんそういった形で結果としてうまく妊娠されてないわけですから
そこを参考にして
おそらくは他の医療機関で行った治療をベースにしたそこからをスタート地点して治療を始めていく事になります。

その場合多くの場合は体外受精からということになることが多いような気がします。

 

初診から方針決定まとめ

このようにまずは患者さんがいらっしゃった時に
どのような経過なのか、
そしてどのような医療的背景を持っているのか
よく観察させていただく、
把握させていただいた上で
そして検査・治療方針を立てていくと。

これが結果的には時間かかっているようで実は近道になるという風に考えています。
以上が初診からその後の方針決定までの流れになります。

 

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